２００７年頃からマイペースに活動を続けるスウェーデンのスケートパンク/TRALLパンクバンド。２０１５年リリースの「NEWSPAPER EP」の売り上げがかなり良かったのもあり、同郷のREBUKEが来日した際にリリースに興味をあることを伝え紹介してもらったのが今回のリリースのきっかけとなりました。

NOFX, BELVEDERE, STRUNG OUT, PASSAGE 4などのスケートパンクも聞きつつ、スウェーデンの伝統的パンクいわゆる「TRALLPUNK（ASTA KASK, DE LYCKLIGA KOMPISARNA, RADIOAKTIVA RAKERなど）」も大好物な彼らは新作「Accelerando」を初期RANDYミーツSKUMDUMサウンドと形容している。特にRANDYの超名盤であり超高速な一枚である「The Rest Is Silence」からの影響はかなりのものとのこと。

アルバムは全１８曲入りとボリュームがありそうな曲数ですが、そのほとんどはショートチューン。異なる声質のMagnusとRobinによるツインボーカルスタイルも魅力的です。もちろんどの楽曲も北欧パンクバンドお馴染みの「イントロ長め」＋「美コーラス連発」＋「フォークやメタルからの影響下」と北欧パンクファン歓喜の内容です。

ボーナストラックはご用意できませんでしたが、なぜか日本語詞の曲（こちらからは頼んでいません！）に母国語の曲も収録されたバラエティーな仕上がりの一枚です。